2021年02月05日
アトピー性皮膚炎の臨床的重症度と治療
実際には、外来受診の際に今までの治療での皮膚の評価を行います。
その後、治療をしたうえで、以下の治療方針を決定するのが現実的です。
【軽症】
スキンケアや増悪因子への対策を行い、弱めのステロイド軟膏と非ステロイド軟膏を適時使用する。
【中等症】
上記の治療が無効な場合や、最初から重症度が高い場合は、抗アレルギー薬と抗ヒスタミン薬の内服薬で痒みを止めると共に、ひとランク上のステロイド軟膏、免疫抑制剤の軟膏に変更します。アレルギー検査の検査結果を踏まえ、アレルゲン対策や悪化因子対策の見直しを行います。
【重症】
上記の治療で無効な場合は、漢方薬、抗真菌剤、抗生剤、紫外線療法、食物アレルギーの対する抗アレルギー剤(インタール)、ステロイド薬の内服、成人では免疫抑制剤の新薬(ネオラール)の内服や注射薬(デュピクセント)などを適時用います。
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