2021年01月30日
アレルゲンとアレルギー症状について
アレルギーの症状は、アレルゲンの種類によって差がみられます。
「食物抗原」の関与する症状
蕁麻疹や湿疹、アトピー性皮膚炎のような皮膚症状、下痢などの消化器症状が主になります。
ただ、アレルギー反応が全身に及ぶと嘔吐などの消化器症状、喉頭や気管支の浮腫や閉塞などによる呼吸困難、血圧低下、意識低下、意識消失など「アナフィラキシー」と呼ばれる状態になりますので注意が必要です。
「吸入性抗原」の関与する症状
種類により症状の差がみられます。
「ダニ」による場合
気管支喘息やアレルギー性鼻炎やアレルギー結膜炎が大部分です。若干季節性はありますが、通年性に症状が出ます。
「花粉」による場合
もちろん飛散時期のみの症状ですが、くしゃみ、鼻水、鼻閉のようなアレルギー性鼻炎と眼の発赤、かゆみなどのアレルギー性結膜炎です。成人では、頭痛、微熱や倦怠感など全身症状も出ます。
「動物」による場合
舐められことによっての局所症状もありますが、毛などの吸引によりアレルギー性結膜炎、アレルギー性鼻炎、蕁麻疹を起こす場合がほとんどです。
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