2021年02月02日
気管支喘息と鼻のコントロールについて
「気管支喘息」と「アレルギー性鼻炎」は高率に合併します。
鼻から気管までは気道としてつながっていますので、両方の病状は一致することが多いです。
特に低年齢のお子様で、鼻が弱い、兄弟児がいる、保育園などの通園で感染の機会が多い場合は、喘息を発症したり、喘息発作の誘因となったり、中耳炎を繰り返すことが多々見られます。
年齢が進むと透明の鼻汁が先行した後に喘息発作が見られたり、副鼻腔炎を合併して喘息の原因になることもあります。
鼻をコントロールするために、抗アレルギー薬やステロイド薬の点鼻をすることで、喘息発作の減少がみられるデーターもあります。鼻を制するものは、喘息コントロールの早道です。
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