2021年02月03日
アトピー性皮膚炎の悪化因子について
アトピー性皮膚炎の治療には、一人ひとりの悪化因子を見つけることが重要です。
また、これは一人の患者さんで複数存在しますし、年齢や環境、重症度の変化で変わっていきます。
アレルゲンとしては、乳児期に多いのは食物ですが、徐々にカビやダニなどの関与に変化します。その他ペットや花粉なども注意が必要です。その他の悪化因子としては、季節的には、春から秋までに多い紫外線や汗や汚れ。秋から冬までに多い乾燥のほか衣類や石鹸、シャンプー、皮膚の洗いすぎや皮膚を掻くことの機械的刺激もあります。
年長児以降は、ストレスでも悪化因子になることがあります。
最近、皮膚の悪化因子として皮膚の感染。その中でも黄色ブドウ球菌の関与の重要性が言われており、アトピー性皮膚炎では高率(80%以上)に培養陽性になるといわれています。
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