2021年01月30日
当院のスキンケア法について
当院では、スキンケアの大切さを強調しています。乳児ではさらに強く強調しています。
生まれたての赤ちゃんは、羊水のような水分が多い状態から急に乾燥しているところに生まれ、しかも皮膚そのものが薄く弱い状態です。これは、一歳位まで続きます。
最近は、アレルギー体質を持っていることが高率なのでスキンケアをすることが、アレルギーの予防になると考えられているからです。(皮膚の経口監感作が、食物アレルギーの発症に関与するといわれています)
皮膚を清潔に保つための弱酸性の石鹸を使って全身の洗浄(柔らかいガーゼや手を用いてソフトに洗浄)し、しっかり洗い流す。その後、ヘパリン類似物質や尿素製剤やワセリンなどを用いて保湿する方法を勧めています。
皮膚のコントロールが不良な時は、患部にステロイドを含めた軟膏を塗布し、きれいな皮膚を作ることが肝心です。
それでもコントロールが不良ならば、食物除去も含めアレルギーを考えた治療をスタートさせます。
年齢が進んでアトピー性皮膚炎や敏感肌、乾燥肌と皮膚の弱さがある場合は、季節に応じた(夏場:ローションやスプレー、冬場:軟膏やクリームなど)スキンケア法を行います。
保湿剤の使用だけで、かゆみが治まらない場合は、抗アレルギー薬の内服や適切な外用剤で治療します。
病院で処方可能な保湿剤以外でも、自分に相性のいい保湿剤も使用して下さい。
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