おながわクリニック|おながわ小児科アレルギー科クリニック

〒819-0041 福岡県福岡市西区拾六町1-2-7

TEL. 092-885-7878|アレルギー検査、食物アレルギー検査などお気軽にご相談ください。

Web勉強会
その他 | Doctors File掲載記事

Doctors Fileより取材を受けました。
こちらでも同じような内容を掲載しておりますので
ご覧ください。

  • アレルギーの原因について教えて下さい。

    人間には、侵入した異物から体内を守る抗体という免疫機能が備わっています。

    この免疫機能が異常を来してしまい、有害な反応を引き起こすのがアレルギーです。

    その原因になる物質(アレルゲン)を処理する抗体をIgE抗体と言いますが、アレルギー体質であるかどうかはIgE検査で調べます。

    卵・牛乳などの食べ物、ダニ・花粉などを吸収して、アレルギーを発症するケースもあり、症状もさまざまです。

    このアレルゲンに加え、アレルギー体質に住環境や大気、感染などさまざまな環境因子が加わって発症します。

    アレルギー疾患の治療は、これらの因果関係を明らかにし、将来を予測しながら道筋を示していきます。

    (2021年1月26日掲載)

    ▲目次へ戻る
  • アレルギー検査にはどのようなものがありますか?

    検査結果は、予防と治療のために必要な情報源です。

    アレルゲン検査には、血液と皮膚を用いるタイプがあります

    当院では主として前者の血液検査を利用しています。

    1月に13項目のアレルゲンが保険診療で調べられますので、一人ひとりに合った組み合わせを提案します。

    治療に大切なのは、検査結果とそのアレルゲンによる因果関係を検討することです。

    検査で陰性でも、それによるアレルギーの可能性を考えながら治療を進めることがありますし、陽性でも症状がなければ「いずれ発症する可能性も考えて治療していきましょう」とお伝えすることもあります。

    ですから、当院ではまず検査を受けていただくようにお勧めしています。

    (2021年1月26日掲載)

    ▲目次へ戻る
  • アレルギー疾患を予防するにはどうしたらいいですか?

    以前は食物、特に卵白の除去が予防になるとの考えが主流でした。

    しかし、今は保湿や皮膚を清潔に保つことで、皮膚からアレルゲンが体内に侵入するのを防ぐことも大切だと考えられています。

    他にも卵・牛乳などを少しずつ摂取することで体が学習し、過剰なアレルギー反応を起こさなくなる。と言う考えも広まっています。

    このように皮膚状態とバランスの良い食事が予防のポイントです

    また、患者さんの体質やライフスタイルによっては、ダニアレルギーに移行し、喘息を発症する可能性があります。

    その場合、環境整備と抗アレルギー薬が予防になります。

    保湿や腸内環境の改善によるアトピー性皮膚炎の予防の研究も進んでいます。

    (2021年1月26日掲載)

    ▲目次へ戻る
  • アレルギー疾患に対するクリニックの診療方針について伺います。

    アレルギー治療の目的は、早めの無症状化です。

    患者さんに応じた長期的な治療方針を一緒に作っていきます。

    最終的には本人や保護者が主治医になることが理想です。

    例えば患者さんが生活の中で積極的に食事の摂取方法などを工夫できるように治療の段階から丁寧な説明をしています。

    その中でも大切なことは、完璧を求めすぎないことです。完璧を求めすぎると、症状が出た際に「どうして症状が出てしまったんだろう」とご自身やお子さんを責めてしまうことにもなりかねません。

    しっかりと治療と向き合いながらも、ある程度寛容になることが治療には大切です。

    その失敗を含めた経験を共有し、サポートすることが私の役目だと思っています。

    (2021年1月26日掲載)

    ▲目次へ戻る
  • 受診時に心がけておくことはありますか?

    最適な治療方針を立てるための『情報』をたくさん持って来ていただけるといいですね。

    例えば、保育園や幼稚園に通っているか否か、そして受診するまでの症状検査結果家族歴お薬手帳特に初診時は忘れずに持参してください

    他にも「喘息があってもサッカーがしたい」「薬はシロップがいい」と言った希望があれば、それも併せてお伝え下さい。

    この情報が、早期の無症状化と長期的な治療方針の組み立てには必要です。

    また、アレルギー疾患にお困りの方、ご心配の方は、なるべく早めに受診して下さい

    アレルギー体質があることを前提に予防したり、できるだけ早めの専門治療をすることが、早期の寛解の近道になると思います。

    (2021年1月26日掲載)

    ▲目次へ戻る
  • ドクターからのメッセージ

    アレルギーを専門にして35年たちましたが、小児科医としても同年月経験したことになります。

    アレルギーを専門とするかかりつけ医として利用していただければありがたいです。

    アレルギーの治療は長期戦で、生活の一部になります。親子で一緒に考えれば家族の絆になります。

    お子さんが大きくなった時に「親はここまでやってくれたんだ」と、お子さんから感謝の気持ちがもらえたらうれしいですよね。病気をマイナスに捉えず、得たことを学びとして役立ててもらえれば、医師冥利に尽きます。

    今回の取材を機会に、当院のホームページにアレルギー疾患を理解するためのちょっとした勉強会を企画しました。

    よければ参考にしてください。

    (2021年1月26日掲載)

    ▲目次へ戻る
  • 今年のスギ、ヒノキ花粉症に傾向についても教えてください。

    今年の花粉症は、飛散量のかなり少なかった去年の2割増し(過去10年の平均の半分程度)と予想されていました。

    例年より早めに飛散を開始し飛散が集中した為か、今年初めて発症したお子さんや低年齢での発症が目立ちました。

    また、目の症状が強い印象があります。ただ、例年より2~3週間早く落ち着いたようですね。

    低年齢では目の症状が乏しく花粉症の疑いがある場合、抗体が一番上昇している4~5月の検査がいいでしょう。

    来年からの治療、特に予防投薬といって2週間前からの治療が効果的である為、確定診断をされることをお勧めします。

    今年の舌下免疫療法のスタートは、当院では5月からになります。(2021年4月16日掲載)

    ▲目次へ戻る
  • スギ花粉の舌下免疫療法とはどのような治療ですか?

    舌下免疫療法は、体にアレルゲンを慣らして症状を和らげていく治療法で、根本的な体質改善も期待されています。

    長期間の治療が必要で3年以上、できれば5年間の継続が推奨されています。

    5歳以上が対象で、舌の下に錠剤を置き、飲み込むのを1分間我慢した後、唾液と一緒に飲み込み服用します。

    最初の1錠はクリニックで服用し、経過を診て少量からスタートします。

    全ての人に同じように作用するものではありませんが全国でも重篤な副作用の報告は多くはなく、治療開始後、初期は喉の痒みや口の異物感などを感じられる人もいますが、当院で今まで対応した患者さんの様子から、お勧めしたい治療法と考えています。

    (2021年4月16日掲載)

    ▲目次へ戻る
  • アレルギー症状として多い喘息の治療についても教えてください。

    喘息症状には、その本態である慢性の持続性炎症の治療と重症度に合った薬の処方で発作をコントロールすることが重要です。

    具体的には、本人に合う抗ロイコトリエンなどのアレルギー薬、ステロイド薬などの抗炎症剤と、交感神経刺激剤などを用いて日常生活に支障と制限を来たさないことを目標にします。

    その為には、なるべく初期治療で発作を消失させることが大切です。

    喘息の寛解、つまり発作が無い安定した状態を保つには、無症状期間をいかに長くするかが鍵を握ります。

    早めの受診で重症度と発作の原因を常に分析していき、発作を起こさないようにしていくこと。

    また、起きても軽い発作で済むよう、治療薬の取り置きも必要になります。

    (2021年4月16日掲載)

    ▲目次へ戻る
  • アトピー性皮膚炎の治療のポイントについて教えてください。

    治療の最終目標は保湿剤のみできれいな皮膚をキープできることです。

    以前は賛否ありましたが、治療の根幹はステロイド外用です。

    全身的な副作用だけでなく、局所の副作用も起こさないために、皮膚を清潔にし保湿剤でしっかりとスキンケアすること、抗アレルギー薬で痒みをコントロールすること。

    ステロイド薬もプロアクティブ療法と言って、すぐ薬を中止せず根本的な皮膚の改善まで減量しながら使用することを勧めています。

    当然悪化因子や食物抗原の関与を見つけ出し、患者さんのライフスタイルに合わせた対策も必要です。

    罹病期間が長いほど、症状が治まりおだやかになるまで時間が掛かりますので、早期のコントロールが最適だと思います。

    (2021年6月14日掲載)

    ▲目次へ戻る
  • 蕁麻疹の治療のポイントについて教えてください。

    蕁麻疹は、特定の抗原や原因が判るタイプと原因不明のタイプに分かれます。

    慢性化しないためには、早めの治療が必要です。

    抗アレルギー薬、抗ヒスタミン薬やステロイド薬の内服、外用剤を用いますが、痒みに対しては、冷たいタオルやシャワーで冷やしたりすると効果的なことがあります。

    原因悪化因子が明確な蕁麻疹は、原因の除去回避が治療の主体になります。

    原因不明の蕁麻疹は、通常の治療でコントロール不良の時は、抗アレルギー薬の増量、変更、併用やステロイド薬、抗H2ブロッカー、抗ロイコトリエン薬などを用いて症状の消失を図ります

    長期投与になることも多く薬剤の減量も再発に備えながら慎重に行います

    (2021年6月14日掲載)

    ▲目次へ戻る
  • 子どものスキンケアの必要性と方法についても教えてください。

    乳児期や皮膚の弱いお子さんはスキンケアが大切です。

    それは、皮膚が弱く乾燥やあらゆる刺激にダメージが起きやすいからです。

    また、最近はアレルギー体質をもっている方が高率でスキンケアをすることがアレルギー(アトピー性皮膚炎や食物アレルギー)の予防になると考えられています。

    スキンケの方法は皮膚を清潔に保ち、しっかりと保湿することです。

    できるだけ弱酸性で低刺激の石鹸を泡立て、それをソフトに洗いしっかり洗い流します。

    その後、ヘパリン類似物質や尿素製剤、ワセリンなどでしっかり保湿して下さい。

    皮膚のコントロールが不良で痒みがある場合は、ステロイドなどを用いてきれいな皮膚を作ることも大切です。

    (2021年6月14日掲載)

    ▲目次へ戻る
予防接種外来開始しました!

令和2年5月より開始

完全予約制で実施いたします

詳細はホームページ・院内掲示にてご案内予定です

午前一般診療受付8:30~11:50
診療8:40~12:00
健診予防接種外来 受  付13:50~14:20
専用外来14:00~14:50
午後一般診療 受付15:00~17:30
診療15:00~18:00
予防接種外来時間外も予防接種は実施可能です
おながわ小児科アレルギー科クリニック
FAX 092-885-7885

〒819-0041 福岡県福岡市西区拾六町1-2-7