2021年02月06日
アナフィラキシーの治療について
アナフィラキシーでは、状態に応じてクリニックや病院で治療します。救急車での来院が望ましいです。
治療に関しては食物アレルギーのアナフィラキシーの臨床的重症度により状態を把握した上で行いますが、急変することもありますので、早期に入院を勧める場合もあります。
【Grade1,2】
通常の蕁麻疹の治療に呼吸器症状がみられた場合は、
気管支拡張薬の内服や吸入治療を行う。
SPO2(血液中の酸素濃度)の値で酸素投与を考慮する。
【Grade3,4】
ボスミンの皮下注を行う。(15分毎に反復可)
急速輸液を行う。
ステロイドの静脈注射を行う。
十分な酸素吸入を行う。
【Grade5】
入院加療を勧める。
必要ならば気管内挿管、機械的人口換気を行う。
血圧低下に対して昇圧剤を使用する。
必要ならば心臓マッサージや除細動を行う。
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