2021年03月01日
ゴマアレルギーについて
ゴマは、近年健康志向から食品で利用が増加しており、欧米でもゴマアレルギーが警告されています。
日本では即時型食物アレルギーの0.4%で第17位とされていますが、最近、乳幼児のアトピー性皮膚炎のゴマIgE抗体の陽性者は増加しています。これは、母親が健康食品として大量摂取することやゴマオイルのマッサージによる経皮感作によるものと推定されています。
ゴマは、ビシリンというタンパク質が主要アレルゲンとされており熱に耐性で、特に多量に一度に摂取するすりゴマ、ゴマペーストには注意が必要です。それに対してごま油はタンパク質が少ないので摂取可能なことがほとんどで、黒ゴマは白ゴマよりたんぱく質の含有量が少ないと言われています。
ゴマは、ピーナッツなどと同様に耐性ができにくくアナフィラキシーを起こしやすいアレルゲンです。
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