2021年03月10日
ナッツ類のアレルギーについて
ナッツ類は、ピーナッツとともにチョコレート、ケーキ、ビスケットなどの菓子類、シリアル、ポテトチップス、カレーなどのルウ、マーガリン、ドレッシング、香料などたくさんの食品に含有されています。
ナッツ類のアレルギーは、最近増加しており即時型食物アレルギーの10位から8位にランクし、クルミ→カシューナッツ→アーモンドの順に多く見られています。
ナッツ類は、耐性ができにくくアナフィラキシーの頻度が多く注意が必要です。
また、即時型反応以外にピーナッツ以上にシラカンバ花粉との共通抗原性があります。
検査では、クルミ、カシューナッツ、ハシバミ、カカオ、ブラジルナッツ、アーモンド、ココナッツのIgE抗体とクルミとカシューナッツのコンポーネントが測定できます。
ピーナッツとの交差反応は35%、ナッツ類の間では50%の交差反応があると言われていますので、検査を定期的にすると共に必要に応じ食物負荷試験で確認します。
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