2021年02月06日
口腔アレルギー症候群について
口腔アレルギー症候群とは、果物や野菜を食べたとき、口から喉に刺激感、かゆみ、ヒリヒリしたりする病気で、ほとんどが学童以降に発症します。
このアレルギーは、特定の植物の花粉症と関連があると見られており、花粉やラテックスという天然ゴムに感作(アレルギー反応を)を受けると、その花粉や天然ゴムと抗原構造(アレルゲン)の似ている果物や野菜を食べた時、口腔周辺のアレルギー症状が出現したり、酷い時は呼吸困難や蕁麻疹が起きることもあります。
対策としては、食べないようにするしかないのですが、ジャムなどの加工品や加熱すると食べられることもあります。
◎アレルゲンが似ているとされる花粉と食物は・・・
【ス ギ・ヒ ノ キ】トマト
【シラカバ・ハンノキ】リンゴ、桃、サクランボ、イチゴ、大豆、キウイなど
【イネ科(カモガヤなど)】メロン、スイカ、トマト、キウイ、オレンジなど
【キク科(ブタクサなど)】メロン、スイカ、バナナ、セロリ、ニンジンなど
【ラテックス】アボカド、栗、バナナ、キウイなど
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