2021年02月06日
新生児、乳児消化管アレルギーについて
新生児期から出現する食物アレルギーでIgEは関与しないタイプです。
嘔吐や下痢、血便などの症状があり、成長障害がみられる場合もあります。
多くの原因は、牛乳や乳製品ですが、母乳や米や大豆や卵(特に卵黄)であることもあります。
診断は、症状から病気を疑いアレルゲンの除去により症状が改善するかで行います。
確定診断は、除去後実際に摂取する「負荷試験」しかないのですが、危険を伴いますので、慎重に行わなければなりません。
このタイプは、重症度にもよりますが、1歳になると半数以上、2歳になると9割ほどが治ると言われています。
最新のお知らせ
-
2023年06月02日
スギの舌下免疫は予約待ちとなりました。 -
2023年05月11日
スギの舌下免疫療法を始めたい方へ -
2023年05月08日
花粉の検査と舌下免疫療法に関して