おながわクリニック|おながわ小児科アレルギー科クリニック

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Web勉強会
2021年02月05日

慢性蕁麻疹の治療について

痒みが続くと心身のストレスになります。また、見た目も気になるようになります。症状がひどいと性格にまで影響するとの報告もありますので、痒みがひどい時は、適切な治療で消失や消退をしたいものです。

実際には、来院時には慢性蕁麻疹として受診される場合が大部分です。

その場合はもう一度、原因・悪化因子があるかを分析したうえで、前医の治療を踏まえて新しい治療方針を決定します。

まず、抗アレルギー薬や抗ヒスタミン薬の変更または、増量や2剤併用を検討したうえに以下の併用薬も考えます。

(1)副腎ステロイド薬(プレドニゾロン、リンデロン、セレスタミンなど)

(2)抗ロイコトリエン薬(キプレス、オノンなど)

(3)H2ブロッカー(ガスター、タガメットなど)

寒冷蕁麻疹には、抗ヒスタミン薬(ペリアクチンなど)や、日光蕁麻疹にはUVカットローションを使用したりもします。

最近、抗モノクローナル抗体(ゾレア)の皮下注射が出ました。12歳以上が適応で効果的なのですが高値なのが難点です。

最終的に症状の消失に至るようになると、抗アレルギー薬などの治療は、少しづつ減量していきます。

ただ、一旦消失したように見えて、繰り返しの再発も多く、本人の薬の依存度も様々です。内服の副作用はほとんどありませんので、本人と話し合いながら減量、中止を決定していきます。中止後の再発を考慮し常に取り置きの薬と、再発時の対応の仕方を会得する必要があります。

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